馬桜 掲示板


[トップに戻る] [留意事項] [ワード検索] [管理用]
おなまえ
Eメール
タイトル
メッセージ
参照先
削除キー (英数字で8文字以内)   クッキー保存
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
[1122] 2月21日・22日・23日・24日 投稿者:ばおりん 投稿日:2019/02/25(Mon) 09:41   [返信]
2月21日
 15時から落語協会二階で、たま平「死神」の上げの稽古。
やはり、このキャリアでは・・・まだまだ難しいんだと思います。
もう一度 日を改めてする事にする。
帰りは、反対回りの山の手線に乗る。
車中は「志ん生芸談」を読む。

22日
 午前中に雑用を片付けて15時池袋演芸場でホンキートンクの弾君と待ち合わせ。
新・二つ目の駒六改め馬太郎君にお祝いを渡す。
弾君が来て、ファミレスで食事をしながら色々なお願い。
向こうの話も聞いて、時間が来たので分かれる。
映画「フォルトルナの瞳」を見る。
*先週の興行成績NO1です。
NO1映画は今年見て無いのは「アクアマン」だけです。
時間を作って見に行こう。

23日
 13時30分上映の「翔んで埼玉」を見る。
沢山のお客様と一緒! 馬鹿受け! 笑いは満員が一番ですね。
終えて、はな丸うどんで昼食を摂り末廣亭へ移動。
新二つ目の青森君にお祝いを渡してホンキートンクの利くんと待ち合わせ。
末廣亭の近所の喫茶店は満員。少し離れた喫茶店で色々相談。
5月5日の落語会でオークションをする事に成りました。
*目玉は志ん朝師匠から頂いた「手拭い」です。
終えて。紀伊國屋へ 歌舞伎・特選DVDコレクションを探す。
残念ながら、広島の出版社で東京では扱って無い様です。
市馬門下の市童君と遇う。 
余計なお喋りをしたので「上方らくごの舞台裏」をプレゼント。
末廣亭に戻り、一朝兄さんに先日のお礼を述べる。
左談次兄さんのCDは、出来上がってからお届けします。と確約。
帰りは、丸の内線で移動 車中は読書。

24日
本当は泳ぎに行くつもりが・・・
雑用を片付かなく一日雑用を頑張って片付ける。
途中「天皇陛下御座位三十年記念式典」を見る。
やはりお歳を感じる場面が有った。
「志ん生芸談」 河出文庫刊 読了。
*同じ根多が随分有った。対談(徳川夢声・大宅壮一ら)は面白かった。
[1121] 城西国際大学講義・三日目 質問と応え 投稿者:ばおりん 投稿日:2019/02/24(Sun) 09:16   [返信]
第一時限 「江戸の時間・参考ビデオ 柳家小さん【時そば】

Q:お金や時間の知識の様に、それを理解すれば落語が理解し易くなる
  と言った基本的な知識は他に有りませんか?
A:侍が良く出てきますので、武士の世界の事を扱った小説などを読むと
  良いですね。後は「廓(くるわ)」の噺は吉原の事を知っとくと良いですね。
  松井今朝子著「吉原手引草」と「吉原十二月」がお薦めです。

Q:枕の内容は人それぞれ、考えてきてるのでしょうか?
A:はい、その通りです。 
  前座は習った通りですが二つ目になって個性を出して来ます。
  近頃の若手(二つ目)は、まくらは面白いですよ。

Q:なぜ落語家は水でなく、温かいお茶を飲むのか?
A:脇に置いてあった湯呑みの中は「白湯(さゆ)」です。
  お茶は原則として高座では飲みません。
  喉をしめすには白湯が一番です。
 
Q:馬桜さんは落語家になる前から人前で話すのは得意でしたか?
A:上手く無かったと思います。先日も「左談次を偲ぶ会」の鼎談で、雲助・
  一朝両師から「言葉が足りない」と指摘を受けました。

Q:落語家の中で、そばやうどんをすするのが上手いとやはり尊敬されるのですか?
A:はい、少なくとも私は尊敬します。

Q:古典芸能の中に人間国宝はどれくらいいるのですか???。
A:落語家は、第一号が映像で見た柳家小さん師・上方の桂米朝師
  今は、柳家小三治師だけです。
  歌舞伎は、坂田藤十郎・尾上菊五郎・澤村田之助・中村吉右衛門・中村東蔵
  片岡仁左衛門・坂東玉三郎 の七人。
  講談は、一龍斎貞水先生ひとり。
  狂言は、野村萬・野村万作兄弟・山本東次郎
  能は、野村四郎(萬・万作の弟)・友枝昭世 私が知ってる範囲です。

Q:江戸時代は屋台のそば屋が主流だったのでしょうか?
A:いいえ、普通のお蕎麦屋さんが主流です。落語にも【そば清(せい)】が有ります。

Q:そーめんではだめだったんですか?
A:流通機構がまだまだ江戸は未熟ですので、そーめんは上方の季節(夏)ものですので・・。

Q:先生の知っている安くて美味いそば屋はありますか?
  *なるべくここら(麹町界隈)へんで!!
A:御免なさい。美味い店は知ってますが・・・富士そばよりは高いですね。
  *富士そばが美味しいと云う学生さんがいたので・・・。

第二時限 「江戸の量・参考ビデオ 柳家小さん 【試し酒】」

Q:馬桜師匠が一番あこがれた名人はいらっしゃいますか?
A:たくさんいます。桂文楽師・三遊亭円生師・柳家小さん師・古今亭志ん朝師
  桂米朝師 ですね。

Q:初心者向けのおススメ落語があれば教えて下さい?
A:ユーチューブで、江戸落語は小さん師・志ん朝師のもの
  上方落語は米朝師・枝雀師を探して見て下さい。
  どの噺も初心者向きです。
  演目としては「子褒め」「てんしき」の面白さは子供も解ります。

Q:落語家として自分自身が最後にやりたいと思う演目は何ですか?
A:う〜〜ん 難しい質問ですね? 
  最後まできちんと話せる様にこれからも努力していきたいですね。

Q:何故 掲示板の名前が ばおりん なのですか?
A:いわゆる ハンドルネームです。
  名付け親は、劇団リリパット・アーミーの主宰者・わかぎゑふさんです。
  陰では「ばおりん師匠」と言われてる様です。
[1120] 城西国際大学講義・二日目の質問と応え 投稿者:ばおりん 投稿日:2019/02/23(Sat) 09:33   [返信]
第一時限 「先行芸能からの影響・文楽」

Q:腹帯の役割りは何ですか?
A:義大夫の複式呼吸には欠かせないもので、お腹に力が入ります。
  歳を取ると筋力が衰えるのでそれを充分に補えます。

Q:歌舞伎は現代人の為に解り易く伝えるスーパー歌舞伎があるのですが
  文楽とかは何でやらないのですか?
A:有ります。井上ひさしさんの新作もありました。
  最近では、三谷幸喜さんが書き下ろしたものを渋谷のパルコ劇場で見ました。

Q:何故主遣い(おもづかい)だけが黒子では無いのですか?
A:人形遣いがスターなんです。
  スターの顔が見たいので「無頭巾(むずきん)」です。

Q:肩衣と一般的な羽織の違いはみた目だけですか?
A:昔は儀式には「格」と云うものがありました。
  肩衣の方が「格が上」です。
  豆まきの映像などを見ると肩衣を付けているところと無いところがありますね。
  人形遣いも「道行」などで肩衣を付けて見せるのもあります。
 *【義経千本桜】の道行き「吉野山」では、桜模様の肩衣を見た事があります。

Q:「呂(りょ)低い声」の声を出せる落語家はどのような方がいらっしゃいますか?
A:良い落語家は全員だせます。声の幅が無いと指摘され義大夫の稽古に行きました。
  竹本越道師に習い、同門で林家正蔵・初音家左喬・橘家蔵之助と通ってます。

Q:私は羽織が好きで、よく洋服に合わせて着ているんですが、たまにきちんと着物を
  着ていないのにと注意されることがあるのでですが、師匠は洋服と和服を組み合わせ
  て着ることをどう思いますか?
A:素敵な事だと思います。
  冬になると私ども落語家は、着物の上から「角袖(かくそで)」や「二重回し(俗に
  トンビ)」を着ます。これらは洋服屋さんで仕立てます。
  和洋が上手くあっているものです。日本人の凄いのは西洋のものを取り入れ日本流に
  アレンジする事です。一番良い例が「餡パン」です。


第二時限「江戸のお金・参考ビデオ 古今亭志ん朝【火焔太鼓】

*一両が20万円で一分が五万円、一朱:12500円、一文:50円として換算。
太鼓の仕入れ値が、一分二朱:75000円 それが300両に売れる。
道具屋夫婦が狂気乱舞するのに共感をした様です。

Q:まくらは受け継がれているのですか? それとも自分で考えるのですか?
A:両方です。近況の話は自分自身でこさえます。
  また、この噺にはこのまくら、と云うのも習いました。

Q:みえをはるの見栄って何だろう?
A:これは、辞書にある通りの解釈です。
  「人を意識して良く見せようとする態度。」

Q:〜からの手紙の意味を知りたい。
A:今回の映像では、小野の小町から鎮西八郎為朝に送った手紙 とありました。
  これは全く時代が違う女と男です。
  その手紙があるのが面白い。(と云う下げです)

Q:三途の川の渡し賃が六文はなぜですか?
A:仏教の世界観から来ているのだと思います。
  しかし なぜ六文か? は残念ながら私の知識には有りません。
 *チコちゃんに叱られそうですが・・・。
ただ、落語の世界では、【地獄八景亡者戯れ(じごくばっけいもんじゃのたわむれ)】
 と云う噺の中では、亡くなった原因で渡し賃が決まります。
 上方落語の桂 米朝師匠の音源を探して聞いて見て下さい。

Q:300金(きん)・50金 などと言ってましたが、話を聴いてれば両と同じなのは
  わかりますが、どういったときに使うのでしょうか?
A,この噺では、お侍言葉として使ってます。
  大概が両で言ってますね。気がつきましたら改めて書き込みます。

Q:落語の言葉で「お後がよろしいようで」と云う言葉を最後に言いますが、
  これは次の人にしっかり渡すために言うものですか?
A:昔の寄席は数が多く、落語家が少なかった為 掛け持ちをしてました。
  A席からBの席へ行く時 交通事情が悪いと次ぎの出演者の顔を見ないで高座に上がり
  ます。そこで羽織を脱ぎ、高座の袖へほうります。
  その羽織が引かれれば、後の出演者が来た証しです。
  そこで、この言葉が生まれました。
[1119] 城西国際大学講義・初日の質問と応え 投稿者:ばおりん 投稿日:2019/02/22(Fri) 09:37   [返信]
第一時限 「先行芸能からの影響・能」

Q:能は権力者が保護したというイメージが強いのですが何故保護したのですか?
A:杉本苑子の小説「華の碑文」中公文庫 があります。
その辺のところが書いてあります。ぜひ 読んで下さい。
徳川幕府の「武家式学」にも使われてますので・・・ある種のステータスになる。
と、云う理由もあると思います。
一番大きな理由は、それだけではなかなか食べていけないからだと思います。

Q:女性役はお面を被っていましたが、能で女性を演じるときは、
  お面を被るものなのでしょうか?
A:はい、お面では無く「面(おもて)」と言います。
  女性役は必ず面を付けてます。
  役によって色々ありますので「能の入門書」には必ず書いてあります。
  お薦めは、淡交社から出てる「能面」です。

Q:三保の松原も神と関係しているのか?
A:はい、能にも「羽衣(はごろも)」と云う曲もあります。

Q:松は南にあるもので北にある鏡板に絵に描かれているもの、
  一本松から三本松までにすべてに神様が降りて来られるいう解釈なのでしょうか?
A:三本の松は、ある種の目印です。あそこに神様が降りる。と云うのは聞いた事は
  御座いません。

Q:上方落語と江戸落語は何が違うのでしょうか?
A:言葉が違います。舞台も京阪が中心です。
  成り立ちも全然違いますが、此処で書くと長くなるので・・・。
  上方から移入された江戸落語も随分御座います。
  【らくだ】【宿屋の富(高津の富)】は、三代目・小さんが移したものです。

Q:神様にちなんだ落語をしりたい?
A:【死神】【貧乏神】【ぞろぞろ】などがあります。

Q:一人前の落語家になるには何年くらいかかりますか?
A:真打が一人前とするならば、見習い・一年 前座・三年 二つ目・十年です。
  計:14〜15年です。
  しかし 勉強をしないと置いていかれます。
  日々是勉強と稽古ですね。

Q:落語初心者向けのお話を教えてほしいのですが?
A:日曜日の寄席に行って下さい。
  始めて落語を聞く人が多いと、解り易い落語を聞けます。

第二時限 「先行芸能からの影響・歌舞伎」

Q:歌舞伎で見た方がいいという作品を教えて頂きたいのですが?
A:「仮名手本忠臣蔵」は見ておくと良いですね。
  落語には、本歌取り(パロディー)の噺が沢山あります。

Q:回り舞台は昔は人力で廻していたそうですが、何人くらいですか?
A:「縁の下ちから持ち」と云う言葉の語源です。
  絵をみると四人くらいで廻していた様です。
[1118] 城西国際大学・講義三日目&小きんと馬桜の落語道場 投稿者:ばおりん 投稿日:2019/02/21(Thu) 09:06   [返信]
昨日も早めに雑用を片付けて城西国際大学へ。

二時限目 「江戸の時間」講義 参考ビデオ【時そば・五代目 柳家小さん】を見る。
一昨日に「お金」の話をしていたので、その復習として
文銭には、一文銭・四文銭・十文銭・五十文銭・百文銭があります。
時そば:は一文銭で無いと噺が成立しません。
「数字の時間と干支の時間」午前午後の説明とお八つの語源。
*学生さんには一番受けた様です。
お蕎麦の「音の秘伝を伝授」小さん師匠からの直伝です。
学生さん各自が挑戦・・・上手く行かず、改めて落語家の凄さを知る。
なんの事か? ・・・解らない様に書いてます。

終えて、昼食は学食へ。
私Aランチ「レバニラ炒め」はな平君Bランチ「鯖の文化焼」
二人とも美味しく頂く。

三時限目「江戸の量」参考ビデオ【試し酒・小さん】
芸の本質論と「序破急」をこの教材を使って説明。
皆さん良く理解して呉れた様です。
今更ながら小さん師匠の芸に脱帽。
@学生諸子の質問は改めて書かせて貰います。

終えて池袋へ移動
ヤマノミュージックサロン池袋「小きんと馬桜の落語道場」
ケーブルテレビの録画撮りが有って小きん師が観客動員を掛けてくれる。
お陰様で40人のお客様 満員御礼です。
番組
|、ふたりでトーク 馬桜・小きん
*遅れて来る人の為に色々な話題で盛り上がる。
|、ねずみ穴 小きん
*この噺を撮る様です。
|、つるつる 馬桜
*下げまで口演するとやはり30分は切れません。
|、夢金  小きん
*「夢二題」と云うテーマだった様です。

終えて、友人とはな丸うどんで食事。
只今 ここのコロッケにハマッテおります。
今日は始めて「きつねうどん」美味しく頂く。

真っ直ぐ帰宅して、雑用を片付けて就寝。
[1117] 城西国際大学・講義 二日目 投稿者:ばおりん 投稿日:2019/02/20(Wed) 08:50   [返信]
昨日の二時限目の講義は「先行芸能からの影響・文楽」でした。
色:と云うものの影響が一番大きな芸能です。
特に、今 人形浄瑠璃・文楽のテレビ中継が極端に減りましたので・・・
歌舞伎より見ている人が居ません。
テレビは「数字(視聴率)」ばかり気にしていて、日本独自の芸能を日本人が知りません。
由々しき事態になりつつあります。

教材は文部省が作った「中学生の為の音楽」のシリーズ「9」です。
作ったは良いがきちんと説明出来る教員が居ない事に気がついた。後の祭りです!
邦楽をきちんと教えられる教師ってどれくらいいるのだろう?
義大夫の太棹の音色は、解ってくれた様です。

ビデオの中の出し物は、最初に【俊寛】で先代・玉男さんが俊寛を使ってます。
色々説明が有って、最後は【三十三間堂棟木由来】です。
こちらは、床が綱大夫で、お柳は文雀さんが使ってます。
お柳の着付けが「緑」お祖母さんが「茶」平太郎が「青」ときれいに分かれてます。
*黒紋付の上に茶の羽織だと・・・老けて見えます。

楽しい感想をたくさん頂きました。

昼食は昨日に続き学生食堂でBランチ(白身魚のフライのあんかけ)
はな平君も同じもので美味しく頂きました。

三時限目は、「江戸のお金」 貨幣価値の話などをする。
一両がだいたい20万円と換算で、志ん朝師の【火焔太鼓】を見る。
一分二朱(75000円)で仕入れた太鼓が三百両(六千万)で売れる。
古道具屋もかみさんも狂喜乱舞する様子に共感出来るので大受けです。
感想も面白く拝読。

終えて、四時限目の「漫才って何?」青空一風・千風を紹介して辞去。

真っ直ぐ帰宅して、雑用を片付ける。
今日の山野楽器の「小きんと馬桜の落語道場」の根多【つるつる】を浚って就寝。
皆様のご来場をお待ちしております。
[1116] 城西国際大学講義・初日 投稿者:ばおりん 投稿日:2019/02/19(Tue) 08:43   [返信]
昨日はナイトキャップでぐっすり睡眠。
7時30分に目覚めて入浴をして朝食を美味しく頂く。

色々雑用を片付けて9時半に家を出る。
麹町の大学には10時20分に着き、講師控え室で待つ。
正蔵師とはな平君が9時30分に到着して打ち合わせ。
受講生が学科が代り舞台関係の仕事に就こうと云う学生さん達。
残念ながら留学生は居ない。

11時10分の二時限目から90分の講義。
最初に正蔵師が挨拶をして私を紹介して授業に入る。
昨年のリアクションペーパーで気になっていた事から・・・。
着物を(黒紋付のお対)着るところから始める。
肌襦袢と絹の股引姿から、長襦袢・着物(帯を締める)・最後の羽織。
*後で解った事ですがこれが無茶苦茶評判が良かった!
落語とは? 小咄を一般・中級・上級 と口演する。
そして、先行芸能からの影響で【能】のビデオを見る。
30年以上前に作成された文部省の中学生の為の音楽の授業のもの。
NHKが中心に成ってこさえたもので国立劇場も協力しております。
内容は、能の四拍子の説明。
実演は【船弁慶】を見る。シテが観世元昭氏 アドが森茂好氏
子方が坂井音隆氏の少年時代。
四拍子も国宝級が揃っている貴重な資料。
学生さんも時空を越えて感動して呉れました。

リアクションペーパーでは、感動したものや解らない事を書いて貰いました。

控え室に戻り洋服に着替えて、食堂へ。
私はAランチ(鳥の生姜焼き)・はな平君は、カツカレー。
*正蔵師は次ぎの仕事があるので中座。
美味しく頂いて3時限目へ。

「先行芸能からの影響・歌舞伎」です。
上下の話や歌舞伎も能からも影響を受けてることなど・・・。
【勧進帳】が参考資料でNHKの古典芸能鑑賞会のもの。
弁慶:吉右衛門 富樫:富十郎 義経:先代・雀右衛門 富樫が素晴らしい!
これも学生諸子には解り易く感動して呉れた様です。
リアクションペパーにも、良く解った! と云うのが多数有りました。
*毎年口演してますので要領が私も良く解り、学生が解らない事を比喩で表現。
*自我自賛ですが・・・この辺が上手く成りました。

@学生で無く、玄人の役者たち向けに「ワークショップ」が遣りたいくらい・・・。

無事に終えて、落語協会へ。
二階・三階の空き状況を見て上げの稽古の日程を決める。
それと、準備として五代目・三遊亭円生師の【文七元結】の速記を確認。
師走の独演会で口演しますが、円朝師の速記と上手く合わせて口演するつもりです。

【註文帖】をナンで借りたか? 誰にススメられたか・・・失念しましたが。
これを落語で聞かして欲しい。と頼まれたのです。
短編なので全部コピーを取る。
総ルビで読みやすく黄金週間のプロデーユース公演が終わったら本格的に取り組むつもりです。
[1115] 読了 噺家のはなし 投稿者:ばおりん 投稿日:2019/02/18(Mon) 08:46   [返信]
今年三冊目はやはり志ん生師が出て来る本です。
「今はむかしの噺家のはなし」宇野信夫著 河出文庫
池袋西武の古本まつりで買い求めた本です。
TBSの落語研究会のプログラム書いたものを一冊に纏めました。
それに著者の好きな江戸小咄が掲載されてます。
中に「ももんがぁ」が有りました。
私が江戸小咄から肉付けして軽い一席にしました。
「初演の会」で口演した後 山野楽器の若手の落語会でも口演しました。
これもなにかの縁だと思い黄金週間の扇蔵さんとの二人会で遣らせて貰います。

志ん生師が三語楼門下で甚語楼といった時代のエピソード満載です。
著者の橋場時代の話で蝶花楼馬之助(小西万之助・俗にゲロ万)
桂文都(のちに土橋亭里う馬・黒柳吉之助)
春風亭柳楽(のちの可楽・麹地元吉)
橘ノ百円(先代円太郎・有馬寅之助 この人は良く楽屋で会いました)
と云う方々が良く出て来ます。

この本 鎌倉雪ノ下の古本屋「芸林荘」の出店で始めて知り安かったので買いました。
宇野先生の本は青蛙房で出した戯曲集も持ってます。
一幕物が落語に成り安いですね。
著作権を持っているのが息子さんで落語化はお値段の関係で無理です。
やはり生きている内に許可を得た方が良いですね。
そう言う意味で大野桂先生や榎本滋民先生に許可を得ていて良かった!
と、思います。その内 新作だけの独演会をヤマノミュージックサロン・池袋でやるかも?
[1114] 暗闇の丑松&団子売 の辛口の感想 投稿者:ばおりん 投稿日:2019/02/17(Sun) 23:24   [返信]
暗闇の丑松

初代辰之助の印象が余り無い狂言です。
玉三郎がお米を遣ったのが印象に残ってます。
今回は菊五郎が勤めます。

丑松:菊五郎
相変わらず若い。丑松はせいぜい30そこそこだと思う。
無理とは感じさせないくらい若いです。
下帯と腹巻だけで裸になるのですが肉体的にも・・・大丈夫です?

お米:時蔵
幸薄い役どころですが好演です。
序幕の世話場のところも女房らしく板橋の安女郎も似合ってました。
生世話の台詞も板に付いて安心して見てられます。

お米の母・お熊:橘三郎
これも老け女形の役どこで彼には加役です。
やはり人材が無いんですかね?
でもけっして悪くないんです。(だから困るんです?)

浪人:團蔵
こっちが本役だけど・・・やはり元気が無かった。
気になりますね。

板橋宿の若手 萬太郎・巳之助・松也
世話物に出ても浮いた感じがありません。
三人共腕を上げました。

特筆は杉屋妓夫三吉:片岡亀蔵
良かった〜〜!! 
落語が好きですから噺の中に出て来る妓夫を具現化して呉れました。
若手は勉強の為に見に行くべきですね。

料理人:彦三郎・男女蔵・坂東亀蔵
片襷をはずさない・・・なんでだろ?
食事に行くのにはずさない。
つまり役どころが解って無いんでは?
普段着物の生活をしていないからか?

四郎兵衛:左團次
気の弱さを充分に見せる。
役どこなんですかね?

女房・お今:東蔵
妙な色気で丑松を口説くんですが・・・私でも断りますね。
悪くは無い(だから困るんです)。

@無理とは思うが時蔵がお今 梅枝がお米では・・・?
そして東蔵がお熊では・・・ご馳走で大顔合わせ感満載だと思いますが。

特筆のもう一人 湯屋番頭甚太郎:橘太郎
こちらも動きが良くて昔なら中手が来るところ・・・団体客はその辺が・・・?
それでも中手が有りました。
こちらが本役です。

団子売
芝翫が杵蔵 孝太郎:お臼 で打ち出し。
なんだか良く解らないけど・・・わくわく感が無い。
二人共 顔と体に愛嬌が無いんですね。
三津五郎襲名の時に見た勘九郎と同じ様な年頃のはずですが・・・
比べてはいけないんでしょうが?

@歳をとったんですかね? 
昔の見た舞台を頭の中で比べて見てる自分がそこに居ます。
[1113] 二月歌舞伎座・昼の部 辛口の感想 投稿者:ばおりん 投稿日:2019/02/17(Sun) 23:20   [返信]
2月17日 三階 2列36番で観劇

*先ず「自分の事は棚に上げて」の辛口の感想です。

実は11日の三部制の落語会の為 チラシをきちんと読まないで席に着きました。

|、義経千本桜・すし屋
*実は「鹿芝居」でこれを取り上げてかなり詳しく勉強しました。
その時のお手本は国立劇場で公演した二代目・松緑のものです。
|、いがみの権太:松緑
初役だそうです。もっと早く30代前半に挑戦させるべきでしたね。
今 勉強芝居が無くなりましたね。
*通常公演が勉強芝居っぽく成ってますね。
国立劇場は「小」の方で稚魚の会ばかりで無く将来歌舞伎を背負って立つ人達に
場を与えるべきですね。
浄瑠璃を良く読んで改めて挑戦して欲しいですね。
終いの梶原の台詞で「惟盛の首に相違ない」を聞いて肩からゆかたが落ちる仕草は無し。
まだまだ台詞廻しに工夫が欲しいですね。
特に、刀が突っ込まれてからが、六代目・菊五郎の音が残ってますから聴いて欲しい。
「にん」から言えばハトコ(幸四郎・海老蔵・廣太郎・廣松)の中では一番。

|、弥助・実は三位中将惟盛:菊之助
見た中では、梅幸と芝翫が良かったですね。
弥助からの変わり身は、もっときっぱりしても良いかも?
全体的におっとりしているのは、やはり「血」ですね。
*プログラムを相変わらず買わないので間違っていたら御免なさい。
勘弥も性根に「武士(もののふ)」が有りました。
それに近い演じ方です。(そう 感じた)

|、弥左衛門:團蔵
なんか元気が無かった。もっと突っ込んで車輪で遣った方が盛り上がります。
無理かもしれないが追善でもあるし亀蔵辺りを抜擢しても良い様な・・・。

|、女房おくら:橘太郎
びっくりした。良い母親で好演。
やはり身近で多賀之丞を見ていたからだと思った。
しかし 本役では無い。所謂「老け女形」不足なのですね。
逆に言えば、筋が違うかもしれないが梅花でもいけたかも?。

|、若葉の内持:新悟
なんだか良く解らないけど菊五郎劇団で無い人が入ると・・・味わいが違う。
花道の歩き方にも「疲れを感じ無い」所謂「性根の無い歩き」
これは四天王にも言えるし梶原にも言えた。

|、六代君:亀三郎
子供ですが、台詞が粒たっている。やはり声の良い父親(彦三郎)譲りか?

|、梶原平三景時:芝翫
がっかり、染五郎時代の現白鸚の方が歳も若いはずだが全然良い。
先ず 今更ながら声の幅が無い。義大夫の稽古をしない弊害が出た。
呂(りょ)の声が出ないから押す台詞に迫力が無い。
怖くない梶原なんて出て来た意味が無い。
怖いだけで無く情けがあるから陣羽織のところで泣けるのである。
この辺を芝翫が理解しているか? はなはだ疑問です。
歩き方が武士の歩き方では無い。気が入って無いのか?
普通に歩くな! 匿った惟盛を受け取りに来た様には全然見えない。
怖い慣れに成って来てる。
口やかましい先輩がいないのか?  
歌舞伎に舞台監督が居ない欠点が出ました。
*可能ならご馳走で吉右衛門が出るべきです。
 従兄弟の追善ですからね。
昔「勧進帳」の三役:弁慶・富樫・義経を、
海老蔵(12代團十郎)・吉右衛門・辰之助が日替わりで演じたのを見ました。

|、四天王:吉之丞:男寅:玉太郎:もうひとり(チラシに名前なし)
台詞をとちらず 言えば良いと云うものでは無い。
先ず 歩き方 そして台詞の抑揚 
もっともっと勉強して欲しい。

|、お里:梅枝
唯一 ヴィデオの中のお手本をしのいでました。
持ち味の古風さが光りました。
娘らしい初々しさも有りました。
このところ良い面が出てます。
菊五郎や吉右衛門の相手役に抜擢するべきですね。
記事No 削除キー

- LightBoard -