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  鈴々舎馬桜  
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  鈴々舎馬桜 REIREISHA Baou  
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2023年 令和5年 師走朔日

  今年も残すところ一ヵ月に成りました。
お陰様で大きな病気もせず、あの暑い夏も乗り切る事が出来ました。 一年間を無事に過ごす大切さを感じております。まだまだ遣らなければいけない宿題が山積みですが、それも時間を掛けてゆっくり確実に遣って行きます。 満74歳になっていろんなところが衰えてくるのは仕方が無い、とあきらめてますが気持ちだけは「やる気」 を持つ様に努力しております。 特に記憶力が落ちて来てるのは自覚が有ります。 簡単に覚えられた短い噺が、結構時間が掛る様に成りました。 父親の年も越えましたが、まだまだ老け込んでいられません。

師走の寄席は、上席(1日~10日)新宿末廣亭の昼の部 13時30分上がりに出演致します。 トリは、春風亭正朝師で中入りに、新人間国宝・五街道雲助師匠が出演しますが、何にちか休席の日が有る様です。 私は、休む日はありませんが、1日と10日は早上がりの予定です。 「ぴあ」のネット配信の録画撮りも有りますが、持ち時間15分で何を口演するか? 未定です。 寄席の魅力は、その辺に有ります。 お時間が合いましたらぜひぶらりとお出掛け下さい。

1日(金曜日)は、「山野楽器落語の一日」が有ります。 場所は、ヤマノミュージックサロン池袋で三部構成になっております。 *この為 末廣亭は12時上がりに出番変更にして貰いました。 一部は、13時00分開講で「馬桜落語講座」で、内容は「2023年の落語界を振り返る。」です。 真打昇進と新人間国宝誕生、黄泉の国に旅立った人々。 三遊協会分裂の新事実が解りました。昭和の話ですので、もう時効の一件も有ります。 ここで話しておかないと「真実」がうやむやになりそうなので私の知ってる事を話し録音致します。 エピソード満載に成りそうで90分で収まるか、いささか心配です。

二部は14時40分開場・15時開演「熱血・若手落語会」です。 レギュラーの馬桜・おさん・馬るこ・たこ蔵と揃って出演致します。 私は、11月の「初演の会」で口演した【火事息子】のリベンジです。 馬るこ「権兵衛狸」おさん「紙入れ」トリは、たこ蔵で「宿屋の仇討」です。 バラエティーに富んだ番組に成っております。 皆様のご来場をお待ちしております。

三部は、柳家小きん君の落語会で「つば女襲名への道」と云うサブタイトルが付いております。 前座から二つ目になってからも先代には色々教えて頂きました。 噺では、【禁酒番屋】を禁酒になる発端から教えて頂きました。 ご本人も五代目・小さん師にきちんと稽古して貰った。と話してました。

10日(日曜日)は、黒門亭の二部のトリを勤めます。 自分の出番に上がって行ってもぎりぎり間に合うのですが、それでは忙しないので早上がりです。 演目は、師走に相応しい【掛取萬歳】で、鳴り物入りで口演致します。 下座さんとの打ち合わせも有りますので早めに楽屋入りしたいのです。 六代目・三遊亭圓生師から、その弟子の圓彌師へ、それを教えて頂きました。 同世代も後輩達も、同じ系列に成ると思います。 言い訳は、狂歌・喧嘩・*かけっこ?・義大夫・*狂言・芝居・三河万歳とてんこ盛りですが・・・。 「*」の印が付いたモノが私の工夫です。 コロナの前の師走の独演会で口演した時は、丸々 させて貰いました。 が、黒門亭で持ち時間の関係も有りますので・・・どうなりますか? ぜひ皆様のお耳でお確かめ下さい。

「年忘れ」の独演会は、毎年12月28日の池袋演芸場でしたが、今年は演芸場さんが内装を新しくする予定が有り、 25日までの興行に成りました。 そこで、23日(土曜日)に落語協会の二階で開催する運びとなりました。 演目も【富久】と【芝濱の革財布】の二席を口演致します。 体力的な問題も有り、「中入り」を取らせて貰います。 【富久】の久蔵の性格もなっとくして貰えるモノと確信しております。 私の久蔵は「酒乱」ではありません。もっと素敵な性格です!! もう一席の【芝濱】は、お陰様でオンリーワンの構成になっております。 三代目・三遊亭金馬師の弟子だったはやし家林蔵兄さんからアドバイスを受けたものを私なりの工夫をしました。 残念ながら③金馬師のこの噺は、音が残っておりません。 音があれば聴いてみたいと思ってます。

今年も色々たくさんの方にお世話に成りました。 なんとか噺に工夫を加えて喜んで貰いたいと思っております。 今後ともご指導ご鞭撻宜しくお願い致します。

今年も一年間有難う御座いました。 来年も宜しくご贔屓の程お願い致します。



鈴々舎 馬桜

 
 

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