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  鈴々舎馬桜  
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  鈴々舎馬桜 REIREISHA Baou  
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2026年 令和八年 葉月朔日
 残暑お見舞い申し上げます

暑い暑い七月でした。
夏日・真夏日・猛暑日と続くと嫌になりますね。なんとかクーラーを28℃にして勉強部屋(狭いので冷房が良く効き寝やすい)で寝起きしてました。お陰様で、毎日ぐっすり眠る事が出来ました。やはり体調管理には寝る事が大事ですね。夏にぐっすり眠れると色々「欲」が出て来ます。落語の資料も沢山読みたいし、今年の上半期の直木賞と芥川賞を受賞した小説も読みたいです。
七月は、落語関係の資料は読む事が出来ましたが、小説は夏目漱石の短編くらいで、読書量は落ちてます。また、せっかく買ったDVDの再生機も開店休業状態で頂いた、見なければいけないDVDも増えました。本当に一日が、あと三時間あると色々な用事が片付きます。

今月は、二日(日曜日)に吉例に成りました。赤坂の常國寺さんの落語会で蝋燭を立てて口演させて貰います。夏は「怪談噺・怖い噺」をづ~っと口演させて貰っております。圓朝作品も口演しましたが、今年は落語『もう半分』と小泉八雲の「骨董屋」と云う短編集の中に有った『茶碗の中』です。色々調べたらこの小説の裏に有る「衆道の世界観」とか、が見えて来ました。八雲は敬虔(けいけん)なキリスト教徒です。あの当時の教会の教えは「同性愛は罪」なので解っていながら訳さなかったのでは・・・と云う推測もあります。二つ目の頃、池袋の文芸座の地下で見た映画・小林正樹監督作品【怪談】を思い出しながら調べさせて貰い一席の落語にしました。この調べたり噺に仕立てて行く時間が私には至福の時間です。今後も古典落語の継承だけでなく創作落語にも力を入れていきたい。と思っております。

七日(第一金曜日)は、池袋山野楽器「落語の一日」です。お陰様で新体制になってから二部は必ず「つ離れ」をするようになりました。一部は、12:00~13:30 「馬桜落語講座」今回のテーマは「江戸の時間」です。徳川時代は、なんと「夏時間(サマータイム)」が有りました。参考落語として、私が【時そば】を口演させて貰います。二部は14:00~16:00 『熱血・若手落語会』でたっぷり二時間若手の落語を聴いて貰います。私は、此処でも【もう半分】を口演させて貰います。*もう若手じゃ無いだろう~!。と云うツッコミが入りそうです。廓の吉原が、まだ今の日本橋葦町や人形町辺りに在った時代の噺にしました。 これも江戸の古地図を眺めながらの発想です。

11日(火曜日・祝日・山の日)は、下半期 私のライフワークで第一のイベントです。谷中・全生庵で圓朝師匠の菩提所の座禅堂で『圓朝座』の公演が有ります。この日は圓朝師匠の祥月命日で午前中の本堂で法要が営まれますが、今年も欠席です。これに参加すると草臥れる歳に成りました。嗚呼~! 早いものでこの日に成ってから15年以上の歳月が流れてます。私は『真景累ヶ淵の宗悦殺し~聖天山』で今まで口演したものを60分に纏めて口演致します。新しい試みです。その続きを、林家はな平師が『麹屋お隅」を口演致します。まだ座席に余裕が有る様ですのでお時間ある方はぜひお運び下さい。法要の後 幽霊画を見て体調が良ければ居残りでお聴き下さい。

15日(土曜日)は、珍しく掛け持ちです。先ず、黒門亭・二部の中入りを勤めます。寄席形式ですので演目は決まっておりません。終戦記念日ですので禁演落語五十三種類の中から・・・と考えておりますが・・・。もしくは、久し振りに時間が有るので『幇間腹』で小唄でも歌ってみようか?、とも考えております。この噺は、亡くなった圓丈兄さんが二つ目でぬう生と云った頃の亡くなった左談次と二人で習いました。トリは、落語界始めての人間国宝・五代目・柳家小さん師匠の直弟子・柳亭金車師匠で直伝の【長者番付】でお開きです。

その後移動して北千住の「たけ平稽古部屋」に行かせて貰います。今年の二月に始めて出演させて頂き「徂徠豆腐」を口演させて貰いました。その時に打ち上げ後、彼のリクエストで【桜田門外の変・万延首護送】を口演して呉れませんか?と、頼まれて色々資料(浪曲の先生方の口演の音を聴かせて貰いました。)を漁ってこの5月5日「馬櫻実験劇場」で口演した一席です。今回が二回目の口演に成ります。木戸がなんと八百円と云う超リーズナブルな落語会です。北千住の近所にお住いの方、ぜひお越し下さい。

そして、29日(土曜日)は毎月の勉強会「初演の会」は八月の恒例で「禁演落語特集」です。今回、私は「錦の袈裟」の主人公を与太郎では無く、江戸っ子の典型「ポン熊」と仇名が有るクマゴロウです。明治・大正の「百花園」の速記に有る、四代目橘家圓蔵からのものをまま口演するか折衷案にするか?*因みに四代目は品川に住んでいたので俗に「品川の圓蔵」と呼ばれ六代目・圓生師の師匠です。まだ決まってません。当日のお楽しみ!!

お陰様で今月は、小さな落語会が目白押しです。暑さの負けず、きちんと稽古してお客様に楽しんで貰える様に仕上げます。なんとか適度の運動をして(水中ウォーキングなど)水分補給をシッカリして暑い夏を乗り切ります。 うまく時間が有れば、芝居も映画もみたいと思っております。読書も勉強部屋に積み上げてある江戸の資料や松尾芭蕉に関する本を読んで行くつもりです。ボケてる暇はアリマセン。後輩にも先輩諸師から教えて貰ったモノを受け渡して行きます。 今月も応援(ご指導・ご鞭撻)宜しくお願い致します。


鈴々舎 馬桜

 
 

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