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2025年 令和7年 神無月朔日 |
九月はやはり残暑が厳しく月末に真夏日に成ったり健康管理が大変でした。
お陰様で今年の夏は我が家にもクーラーが入りあの酷暑の夏を乗り切る事が出来ました。
血圧も正常値の範囲で安心して外出も出来てます。
これはお医者様のご指導で朝起きた時と夜寝る前に必ず計測する様に言われたのを実行しております。
勿論 薬も飲んでます。
9月は敬老の日に「馬櫻実験劇場」を開催して大勢のお客様にお越し頂き内容的にも評判は上上でした。
ただ自分が疑問に思っている落語は良く噛みます。 自分は気にして無いのですが、やはりお聞き苦しい所があるのでなるべく噛まない様に稽古量を増やします。
21日の志木のたびと亭で口演した【紺屋高尾】は、始めて落語を聴いた、と云う方が「絵が見えました。」 と、言われたのが何よりの褒め言葉です。 27日の「初演の会」で新しい構成で口演した【田能久】も賛の方が多くほっとしております。
再演は、今月の山野楽器の「熱血・若手落語会」で口演させて貰います。
さて、今月の23日で満76歳に成ります。
昔風に云うなら今年が喜寿の様でした。こんなに長生き出来ると正直思っていなかったので改めて人生設計のし直しを致します。特に先人達から受け継いだものを、形(本)にするか後輩達にしっかり話をして行きます。
幸い「やる気」の多い人達がたくさんいるので上手く継承して呉れると思います。
最近、落語の中の江戸弁が・・・オカシイです。 先ずアクセントの置き方から注意して行きます。 勿論 有望な人しか注意しません!!
今月は、3日(金曜日)に「山野楽器落語の一日」が有ります。
一部(12時30分開演・熱血若手落語会) で、私は先月根多卸しした【田能久】を口演致します。 扇太「牛ほめ」萬都「三年目」トリ雛菊「火焔太鼓」古今亭系の十八番に挑みます。
二部(15時開演)「馬桜落語講座」今回は「江戸の付き合い」です。町人は無論ですが田舎の百姓の暮らし、そしてお武家さまにも通用致します。そして現代の我々の生活にも役に立つ知識です。
13日(月曜日・祝日)は、阿佐ヶ谷のジャズバー「鈍我楽(どんがら)さんで14時から「カクテルと落語の会」を開催致します。
ウエルカムドリンクがカクテル、と云う事で私の様に呑めない人にはソフトドリンクも有ります。 この会がなぜ始まったか?。つもる裏ばなしが有りますが、此処には書けません。バーテンダーは国家試験を受けて見事パスし、バーテンダーの免許を持っている三遊亭丈二師匠。私は【富久】を口演させて貰います。実はこの噺にも面白いエピソードがあります。
当日のお楽しみに!
毎月の勉強会「初演の会」は、今月は25日(土曜日)で、いつもの会場(黒門亭)と時間です。17時30分開演です。
お楽しみ宿題三題噺(①ノーベル平和賞②きのこ狩り③佐原はやし)は、私が月番です。お蔭様 でなんとか物語は作りました。これからくすぐりと一番大事な下げを考えます。ひとりよがりで無いお客様が納得して頂けるモノを考えます。
演目は、トリに廻 って四月に口演予定だった【三十石夢の通い路】を!、二つ目の時、大須演芸場で③林家染丸師が亡くなり⑥松鶴門下に移り、弟子になった笑福亭花丸さんから教えて頂きました。
*廃業して大須で足立社長の下で支配人として働いて居た時に、足立社長に薦められて教えて頂きました。 扇太「豊竹屋」雛菊「身投げ屋」で二人共短いので、この噺を選びました。五代目・圓生の録音も聴かせて貰いました。勿論 ⑥圓生も上方の落語家さん達の録音も聴かせて貰ってます。
今月は師走の独演会(12月24日・池袋演芸場)の準備も始めないと、一応演目は、トリが、またか?と言われるかも知れませんが、三遊亭圓朝作「芝濱の革財布」と、鳴り物入りのオンリーワンの演目【二階ぞめき】そして特別出演で色物の方を考えております。観客動員が・・・心配ですが内容が良ければ来て頂けると信じて稽古と勉強を重ねます。
今月もご指導ご鞭撻の程宜しくお願い致します。。
鈴々舎 馬桜
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「七緒 Vol.50」に鈴々舎馬桜登場!髑髏に妖怪…こわいけど惹かれるアイテムで夏の着物を遊んでみようという企画が掲載されています!ぜひ書店で!
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