|
|
2024年 霜月 朔日 |
お陰様で先月の23日に75歳の誕生日を無事に迎えて体調も良い様です。 なんとか早めに水中ウォーキングが出来る施設を決めて運動再開と行きたいと思っております。
やはり運動してると食欲も出てぐっすり眠れます。
アタマの回転も良く成り惚ける心配も少なくなります。
先月の「初演の会」の打ち上げで雛菊君がいみじくも言ってました「落語は体力ですね!」ですね。
その通りだと思います。
長講は、まだ後半に成って息切れも無く体力はある様ですので、喜寿を迎えるまでは続けて行こうと思っております。
師走の独演会では、おそらくカット無しで口演するのは、そろそろ限界にきてるのでは、と思っている三遊亭圓朝作【文七元結】を口演致します。
もう一席も、フルバージョンの【掛取萬歳】狂歌・喧嘩・義大夫・芝居に加えて私のオリジナルのものが二つ入ります。
今月は、その準備と宣伝をしなくては・・・と、思っております。
先ず1日(第一金曜日)は、ヤマノミュージックサロン池袋の「落語の一日」です。
一部・二部・三部 と出ずっぱりです。
一部「馬桜落語講座・江戸の色里・品川」を講義致します。
先人達から聞いた話や、映画『幕末太陽傳』の裏話などを交えてお喋りさせて貰います。
二部は、「熱血・若手落語会」です。
早いもので今回で228回を迎えます。
残念ながら私は皆勤ではアリマセン!。
それでも一番多く出演しており、この落語会で口演した噺は百をゆうに超えております。
初演の会で口演した一席を翌月口演出来る幸せを噛みしめております。
特に不首尾だった部分を補えるので助かってます。
本当は、この後黒門亭の出演が有ると良いのですが、そうは問屋は下ろさない。と云う所が味噌です。
たこ蔵「時うどん」おさん「不精床」馬るこ「死ぬなら今」と続き私がトリで「素人鰻」を口演させて貰います。
皆様のご来場をお待ちしております。
三部は「第六回 馬櫻実験劇場=落語と映画と石井徹也の話をしょう。」と銘打ちまして、ゲストにもうじき落語関係の本を出す寺脇研氏を迎えて対談です。
彼とも半世紀近い付き合いになります。石井徹也氏も生きていればそれくらい長い付き合いです。
落語は、映画「幕末太陽傳」の主人公・左平次の【居残り佐平次】を口演させて貰います。
下げは、三代目・春風亭柳好師のもので四代目さんに許可を得て口演させて貰います。
大好きな噺なので、今風に云うなら「楽しんで口演させて貰います。」皆様のご来場をお待ちしております。
8日(第二金曜日)は「二金落語会」です。
落語家の即興性の魅力を楽しんで貰おう、と云うコンセプトのもとにこの会を始めました。
三題噺のお題を頂き、その35分後に口演する。と云う極めて貴重な落語会です。
私がお題を頂き、その後 林家はな平師が【火事息子】を口演してる間に、三遊亭ごはんつぶ君が即席で出来上がったばかりの三題噺を口演致します。
どんな題がでるか?。勿論想像も出来ません。お客様と一緒に造って行く落語会です。
詳細は、落語協会ホームページの「落語会情報」と、私の「掲示板」を覗いて見て下さい。
23日(土曜日・祝日)勤労感謝の日
毎月の勉強会「初演の会」です。
今月の三題噺の月番は古今亭雛菊です。
お題は、①毒きのこ ②埴輪 ③よろめき で一席の落語を作ります。
トリでは、人間国宝・五街道雲助師に習った【商売根問い】を口演致します。
林家たま平は、【だくだく】の予定です。この所 若旦那すっかりさぼる事を覚えて顰蹙(ひんしゅく)を買ってます。
私は、生前に桂米朝師匠の少しだけ教えを受けた三田純市作【まめだ】を舞台を江戸に移して口演させて貰います。
米朝師も言ってましたが、「まめだ」と云う言葉は江戸弁には無く、「こだぬき」と云う言葉に置き換えられません。
幕末から明治維新の時代に活躍した、四代目・市川小團次の弟子の噺にこさえ直しました。
膏薬も、江戸の名物で、川柳にも歌われた「相撲膏薬・式守蝸牛」の店にさせて貰いました。
長い間 色々考えた末に、やはり米朝師匠の云う通り「無理だなぁ~!」と思いましたが・・・。
NHKの「新・プロジェクトX」が背中を押して呉れました。
*不可能と思われたモノに挑み、なんとか作り上げた人々の物語。
今 自分が遣らなければ誰が遣る!! そんな心意気を買って下さい。
今月は、高座数が今までで一番少ないと思いますが、なるべく「本息(ほんいき・高座に掛けた時と同じ声量)」で稽古致します。
そして、今月は江戸関係の資料を読み直して、師走の初演の会で口演する【除夜の雪】の舞台を浅草寺の除夜の鐘が聞こえる地域をどこにするか?
決めてお寺さんの名前も決めないと(架空にするか? 実際に在るお寺か?)この時間が楽しいんです。
空いた時間に、小説と買って置いて、つんどく状態になっている本を読みたいと思います。
今月もご指導ご鞭撻に程 宜しくお願い致します。
鈴々舎 馬桜
|
|
|
|
|
|
|
|
【公演予定】
詳しい公演情報はこちらをクリックしてください。
「七緒 Vol.50」に鈴々舎馬桜登場!髑髏に妖怪…こわいけど惹かれるアイテムで夏の着物を遊んでみようという企画が掲載されています!ぜひ書店で!
【仕事のご依頼・ご相談】
■落語会・講演のご依頼、取材・出演などのご依頼・ご相談は メールにてご連絡ください。
【このサイトについて】
■このサイトの全データの著作権は「鈴々舎馬桜」にあり、画像・文章などを無断で使用・売買することを禁じます。
■リンクは http://www.reireisha.com/ にお願いします。事後で構いませんのでご連絡ください。
独演会の感想・サイトへのご連絡はメールにてお願いします。
|
|