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| 2025年 令和7年 令和7年師走朔日 |
いよいよ今年最後の月となりました。 76歳になってからは大きなアクシデントも無くほっとしております。 四月の「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」の入院騒動が無ければ良い一年でした。
寄席の方は、とんとご無沙汰しておりますが、黒門亭から声を掛けて頂き無事に勤めております。独演会はお陰様で夏は大成功の内にお開きにする事も出来ました。
年忘れの独演会は28日では無く24日(水曜日)のクリスマスイヴで、観客動員に苦戦しております。 まぁ 皆さんこの日は借りてが無く私のボンヘッドでこの日に成りましたが、かえって燃えております。
一席目の創作落語【俺ン家】は、けらえいこさんの「わたしンち」がヒントになりました。最近の映画のテーマは家族と幸せ論が主題が多くなって来ているので宿題三題噺から生まれた一席です。
二席目の【二階ぞめき】は、なかなか口演する機会がないので今回がお終いになつかも?。オンリーワンの演目です。この型で口演する後輩を探してますが・・・やはり難しい様です。落語も好き、芝居も好きと、云う若手がなかなか出て来ません。
トリ根多は、名作【芝濱の皮財布】です。これもオンリーワンの演目で、後輩達に移しました。先輩のはやし家林蔵師に最初の師匠・三代目・三遊亭金馬師匠が子供が居る演出で口演したのを聴いていたので、その話を楽屋で聞かせて貰った時に良いヒントを貰えた。とお礼を言いました。コロナ以前は楽屋に残って先輩たちの噺を聴かせて貰いましたが、コロナ以後はなるべく高座を終えたら早くいなくなる様に、とか? ある種今の若手は可哀そうです。
第一金曜日7日は「山野楽器落語の一日」です。 第一部「熱血・若手落語会」は、雛菊が休演で代演で林家はな平師匠がトリで【大工調べ】でお白州まで口演致します。
扇太【蕎麦の隠居】の新作・萬都【首提灯】と古典の継承。馬桜【徂徠豆腐】と講釈根多に挑みます。ヴァラエティに富んだ番組になっております。平日の昼間ですが、ぜひお越し下さい。
第二部「馬桜落語講座」です。江戸のお金と銭です。そして江戸の物価をお教え致します。そして家賃の話を致します。
毎月の勉強会「初演の会」は、13日(土曜日)です。 いつも依り一週間早いです。忘年会の一番多い時期ですが反省会もご在ます。此処で年を忘れるのも良いでしょう!
本来宿題三題噺は交代で作ってましたが、今月の月番・古今亭雛菊が休演で私が作る事に成りました。お題は①予約キャンセル ②討入蕎麦焼き芋の三題ですが、なんとか纏める事が出来ました。
扇太は、名作【浮世床】。私は【小言幸兵衛】そして、雛菊代演は三遊亭萬都は、【死神】です。
「初演の会」関係で言えば、来年の1月24日(土曜日)は、二人共仕事が有る休演で、私の奮闘公演になり、宿題三題噺・初演に近い【初天神】
そしてお金の取れる噺【富久】を口演させれ貰います。 そして、今年の喋り納めは池袋演芸場の「年忘れ・鈴々舎馬桜独演会」です。イヴの夜を落語で過ごすのも一興かと・・・!
来年の予定も次々に出て来ます。 初席は、いつも通り浅草演芸場・四部の19時過ぎの上がりになる様です。古今亭菊龍師と三遊亭吉窓師との交代高座です。
黒門亭からも声が掛かって来てます。12月に入ってから黒門亭会議が有り、決定次第掲示板で詳細を掲載致します。
読書は、相変わらず落語関係の資料と先人達の書いた芸談などを重点的に読ませて貰っております。 創作落語も【團十郎の朝顔】が形になって来ました。他には来年師走に口演予定の【一学の恋】が復活致します。吉良側から見た「忠臣蔵」を口演したいと思ってます。
来年は、小さな空間(30人~50人)の会場で生の声で一席口演したいと思ってます。 私は、偉くありませんので遠慮なくメールを下さい。歳を取ると廻りの方が忖度のし過ぎで遠慮してる様です。皆様 良い年をお迎え下さい。
鈴々舎 馬桜
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【公演予定】
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「七緒 Vol.50」に鈴々舎馬桜登場!髑髏に妖怪…こわいけど惹かれるアイテムで夏の着物を遊んでみようという企画が掲載されています!ぜひ書店で!
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