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| 2026年 令和八年 長月朔日 |
残暑お見舞い申し上げます。 九月は、暦の上でも秋ですが、まだまだ暑い日が続く予報が出ております。
今年も暑い八月でうんざりしてました。
それに線状降水帯のいたずらで、熊本・千葉・石川と大きな被害が出て驚いています。
それでもなんとか無事に八月を乗り越えました。
八月は、お陰様で充実した一ヵ月で、特に15日の「黒門亭」の二部に出演して「幇間腹」を口演させて貰い楽屋で金車師に久し振りにお会いしました。
御年85歳で矍鑠として「長者番付」を40分の長講でした。が、一度も噛む事も無く声の張りも衰えませんでした。
楽屋で柳家小ゑん・橘家蔵之助とモニターから流れる声を聴いて三人とも感動しておりました。
自分たちが85歳になって・・・三人の結論は、まぁ 無理ですね! と早かったです。
やはり、マイクロフォンの無い寄席で育った人は違いますね。
終演後 お客さまのお見送りをしましたが、沢山のお客様が金車師匠に握手を求め、一緒に写真を、とお願いしてました。
人間感動すると、この様な状態になるのですね。
その後 北千住の「秘密のたけ平の稽古部屋」に移動して・・・お陰様で20名のお客様でした。
それが、この会始まって136回の公演を重ねて来ましたが最高の入りだったそうです。
秘密部屋と銘打っているくらいですから本当に20脚の椅子を並べると窮屈でした。
やはり大勢のお客様に聴いて貰えるのは一番嬉しいですね。
今月は、先ず4日(第一金曜日)に「山野楽器落語の一日」です。
第一部は、12時から「馬桜落語講座・江戸の量」です。落語は今村信雄の創作【試し酒】です。
今は、古典落語になりましたが、昭和に出来た落語です。
*私の古典落語の定義:10人以上の落語家が高座に掛けて噺(落語)
第二部は、14時開演の「熱血・若手落語会」です。
今月は、同人の雛菊が休演で春風亭枝次が代演でトリに廻って【ねずみ】を口演致します。
私は、八月に根多卸しした【ちん輪】を口演させて貰います。
木戸銭は、一部も二部も千円とリーズナブルになっております。
12日(土曜日)は、「第11回・馬櫻実験劇場」です。
本来は、この枠は「初演の会」なのですが、若手二人が売れて来てます。良い事です。
で、前から口演したかった、講釈根多の「妲己のお百」の皆が良く高座に掛ける「殺し二場」で「桑名屋徳三殺し」と「お峰殺し」を口演致します。
講談は長いので、なかなか高座に掛けられません。それにいささか陰気で、まさに「殺し」です。
そして、幽霊が出て来る「怪談噺」ですので、9月が限界? だと思っております。
まったくの一人で、木戸も自分が遣ります。
木戸銭も2000円と格安です。人件費が掛からないとこの値段が限界です。
後輩達からは、もう少し高く取って下さい。と言われているのも事実ですが、なるべく多くのお客様に聴いて欲しいのです。
22日(火曜日・祝日)は、毎月の勉強会「長月・初演の会」です。
昼間:12時30分から落語協会二階(黒門亭)での公演です。
私の世代のお客様が、出来る事なら昼間の公演なら観にいけるので、と言う要望も有り、自分も芝居や映画を観るのも昼間の方が安心ですので・・・。
同人三人:馬桜・扇太・雛菊と揃って出演出来ます。
8月27日に新宿紀伊國屋ホールで公演の有った「第三舞台・2026 パレドリア」も満員御礼札止めでした。
11500円と言う高額の入場料でしたが、中年から初老に掛けた老若男女でいっぱいでした。
それは、鴻上尚史氏の書く芝居が「面白い!」と言う評判と信用があるから、だと思います。
そう云う意味では、野田秀樹・三谷幸喜の芝居も切符を取るのが大変です。
では、「初演の会」はどうか・・・?
まだまだその域には行って無い事を猛省しております。*まぁ 当たり前!!。
それには、やはり「稽古の質と量を高めて増やさないといけない。」と、言う事を痛切に思いました。
先月は、映画も「急に具合が悪くなって。」を見ましたが、200分と云う上映時間でしたが、長さを感じませんでした。
テーマは「人間はどう生きるべきか?」と言う文字の無かった頃からの永遠のテーマでしたが、押付けられる感はありませんでした。
そして、その根底に流れている「愛」がいかに大切か?。も良く解りました。
それと「老い」です。それに続く「痴呆」老人ホームの映像は、ドキュメンタリーでは無いか?、と思われるほど真に迫ってました。
舞台を見た、「パレドリア」も同じテーマでした。
老いる怖さは、感じてますが新しい事をしてると「惚ける事は無い!」と言う先代・林家正蔵(俗に稲荷町)師の言葉を頼りにしてます。
創作落語も「葛飾北斎三部の小布施の北斎」。
また、松尾芭蕉の伝記や俳句解説を読んで伊賀の上野から江戸に初めて来た時の話を考えております。
それに沙翁劇の「ハムレット」を舞台を日本して怪談噺として取り組んで見たいと・・・。
老け込んでいる暇はないし、呆けている時間もアリマセン!
睡眠時間をたっぷり取り、水中ウォーキングや軽い筋トレをして喜寿を迎えたい、と思っております。
今月も、ご指導・ご鞭撻の程 宜しくお願い致します。
鈴々舎 馬桜
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